冬眠中

目下のところ明日の夜半より明後日午前まで雪の予報が出ている。でもぞもぞ起きだした。予報している予報士は誰なのか当ったときのために見ておきたいとニュース番組を見回る。記憶で予告された雪景色なんてなかったように思う。気象予報士にとって都会に降り、積もる雪の予報は台風予報とともに桧舞台ではないか。彼らは日がな一日天気図を見て高気圧低気圧の相互性により是から先の天気を予測している。日々絶望的なデーターと果敢に格闘しているかと勝手に思っていて、応援の気持ちからも雪よ降れの天乞いをしてしまう。そろそろ雲出てきたかな。
夜。月が冷たく光ってる。打ち消しても知っている雪降る寒さはこんなものではない。「月の清けき夜に」みたいな小説の表題にでもなるような言葉はなかなかキーボードからは生まれにくい。そんな気がする。