茶吉尼天

夕方からぽつぽつときて次第に風も出て真夜中過ぎてすっかり本降り。矢張りつまらないものは長続きはしない。一寸興味の向きそうなものを読み始めるがわき道にそれる。

茶吉尼天・茶枳尼天(だきにてん)夜叉・羅刹の類で胎蔵界曼荼羅の外金剛部院に配される女の悪鬼。日本ではその本体を狐の精として稲荷・大明神・(いづな)権現などと同一とする。

信太狐は茶吉尼天というのか。