楽しみ

風うけて 片目開けたり 山椒の木
木の芽時には風が強かったり寒かったりで新芽が摘める状態になるまで意外と時間を要したりするものだが、今年は頂けるまでが早いかもしれない。目に見えて開いてゆく新芽を見ながら何で食おうかと算段するのは楽しい。しかし山椒という植物は結構神経質で摘み時、摘む量を間違えると機嫌を損ねて葉を全て落としてしまったりするので気長に待つとしよう。筍ももうそろそろだし鰆と若布をさっと炊いたのとか、沢山取れるようになったら当って味噌にする。鮨も良いね。