耄ける

ほうける。ほうけると引くと【惚ける・耄ける】とでる。このままぼけてもなと無為に引いてみたまでのことなのだが、毛の上に老いか。。。まんまじゃん!
おいぼれると改めて引くと、老い耄れるとダメ押しのごとくの字面
知何に、ほおけると引いてみると【蓬ける】と。こちらも耄碌の意味はあるが、髪などがほつれて乱れる様子という意味もある。  いろっぽい

ほうけるもほおけるもこひわずらいのニュアンスを持つみたいなのがおもろい。

智満子さんの「字遊自在」には、ほうけるはなかったが【ぼけ】の項はあって

今や老人の独壇場。
ボケとトボケの境界の曖昧さを利用して、
ボケ老人はトボケのふりをして体裁を繕い、
トボケ老人は都合の悪い時
ボケの聖域に避難する。


とあった。老人にも二種類あるってことね。とりあえずはとぼけにはならんどことおもたのでした