自棄の勘八更新初雪はまだ

気まぐれに任せているとこーゆーことになる。何をやっても詰まらないので御陰で思い出した。編むってこと綴るってことは単純な作業の繰り返しなのだと。
異常気象だといっても冬はやはり寒い。夏は冷夏だとの予測が出たようだが、夏は夏で暑くてやりきれない事には変わりないだろう。とは怠け者の言。なのに米が取れないのではますますやり切れない。
耐えている冬のご褒美はなんといっても雪景色だ。にのじ二の字の通る前張り巡らされた氷の壁に静寂が反響して鼓膜が破れそうな時に喚起される色は赤だ。雪ウサギの南天の目。白雪姫の母の血の色、毒林檎の赤。どれも背景なくしては見られない。このまま記憶の色になってしまうのだろうか。詰まらなすぎる。