2012-06-01 みなつき 水を田に注ぎいれる季節の意味だそうだが、陰暦の六月といえばひと月は先のことになるので、それの説は変で、万葉集『水無月の地(つち)さえ割けて照る日にも』から日照りの季節という意味があるととったほうが無理はないのだろう。字面は涼しそうなのだが本日は旧暦の四月十二日。だが景色はすっかり夏だ。青水無月とかいって夏を楽しめるのはぎりぎり今月だけだな。。夏厭水無月の朝顔涼し朝の月 三浦樗良 やっぱ未だ皐月のうちだな風薫る皐月の空に物思い これを巷で五月の病と いう 夢子