2008-01-01から1年間の記事一覧

この夏覚えた料理

後少しで八月も終わる。このところ急に涼しくなり雨が続き夏に蹴りはついたみたいになっていてカレンダーを九月へとめくる感慨は少ない。 この夏によくやった料理に胡瓜の回鍋肉風というのがある。北京の家庭料理特集の中のレシピで茹豚を再び鍋に返して調理…

ベランダの植え込みに蝉が引っかかって暴れていた。 ここ数日急に涼しくなって弱ってしまったのだろう。 羽を外して少しでも楽にしてやろうとしたら自分で外して飛んでいった。 重そうな胴体をあの薄い羽でもって空中に浮かべた後姿。 なんともいえない気分…

琅玕(読書感想文草稿)

琅玕ろうかんと読む。現在わけあって眼鏡がないので少々書き写すのに苦労したが玗ではなく玕跳ねが無いほうの文字でよいのだと思う。 輝石の一種、翡翠輝石のことで、中国で古来より珍重されてきた石だ。今開催されているオリンピックのメダルに使われていて…

盆休み

この暑さで遠方へ出かける気力も体力も無く、毎年「どうせどこへ行っても人ごみだ」といって家で塒を巻く。田舎の無いものの悔し紛れの口癖だが今年は三年に一度の地の祭りがあって肩身も狭く無い。 法会中、声明に合わせて蓮華の花びらを撒き散らすのを散華…

異界に近い月

先月の七夕に近所のスーパーが笹飾を出していて、ぶら下がった短冊に子供の弾むような文字で「神様を忘れませんように」と書いてあったのがあって印象に残った。旧暦で言えば明日辺りが七夕なのだろう。 お盆の帰省ラッシュもこれからで、神も仏も彼の世も此…

毎日日記書けといわれても。。

夏休みの期間中三分の二は何も書くことが無い。午前中の涼しいうちに勉強して宿題のドリルをやる。感想文を書くための本を読む。絵も描かなければ。。午後からプールに出かけよう。。今日はプール行きました。楽しかったです!っと。さあプール行こう!

風立ちぬ

早く涼風でも立たぬかな。 葉月は秋の季語だが涼風は夏の季語である。秋が攻めてきて、でもまだ夏だと主張するかのような晩夏の季節に入ったのだな。。 今日は、夏の末に吹く秋を感じさせる涼しい風、涼風に気まぐれを煽られて堀辰雄集などを引っ張り出して…

水は天からもらい水

狭いベランダ庭園の水を賄うのに雨水をバケツに受る。 そのバケツに黒の出目金とかめだかを飼って睡蓮かホテイアオイを育てたい。 そうすればボウフラの心配をしなくてもいいだろうsi真昼間に水生の植物の葉裏や根方でゆらゆらしている魚の姿はさぞや涼を呼…

暑さ倍増

うだるような暑さ。ゆだると言うところをうだるというと暑さもまして表現できる気がする。如何に暑いか・・煮えたぎる湯の中で踊る蛸。茹蛸の気分。 アツイ。。 八月になれば逃れられない暑さの中、秋めく言葉探しが盛んになる文化。虫の音盆踊りの囃子など…

おやつを作ってみよう!

ゼリーを作ってみた。実は苦手な部類の食べ物なのかもしれないのだが。。動物性の日向くさいような独特の癖。。煮凝りと一緒よいっしょ。一夏に数度は透明なふるふる誘惑に乗ってみているな。 見よう見まねでなんとか作る。材料は単にゼライスパウダーの5グ…

夏休みだ!

だというのにだ日記一つ書いてないではないか。。 厭なドリルなんかは先に片付けゃって心底遊ぶんだ。今度こそ!去年の夏の終わりにもそう思った。 いっそのこと追い詰められ無ければ着手しない宿題そのものを今から放棄するってのは如何だろう・・などうだ…

暑中見舞い

暑いというのは苦手だが夏という季節は好きだ。毎年暑さに喘ぎながらもだましだまし陽炎のようにゆれる日々を送る夏。。如何お過ごしか?この酷暑の中を・・今年暑中見舞いは如何仕様。

捩花

ここ数年の間この花は毎年今頃名前が分からないままうちの小さなベランダに花を咲かせてきた。 ジャスミンの鉢植えがあって日当たりの悪さからか花はあまり咲かなかった。ある夏ついに枯れたがタンポポやカタバミなどが自生しているのでそのまま暫く打っちゃ…

星祭

神社のチラシで星祭というのがあった。夜店も出て鳴り物なども入る内容だが。。 七夕を星祭と言い換えても綺麗なのにあまりそうは言わないのを不思議に思って調べてみれば 星祭:密教で、除災・求福のために当年星または本命星(ほんみょうせい)を祭ること…

社叢林

【社叢】だけで神社の森という意味があり広辞苑には社叢林の項はない。かといって社叢シャソウだけでは何のことか判らない。 過日散策した神社の立て看板には社叢林とあった・・「ちんじゅのやしろのけいだいにあるちんじゅのもり」は「鎮守の社の境内にある…

夏越の祓

なごしのはらえ 毎年六月の晦日に行われる大祓の神事。神社では参詣人に茅の輪をくぐらせ祓い清める。邪心を和(なご)めるためにという意味もかかる。夏祓。みなつきのはらえ。輪越祭。〈夏の季語〉 茅の輪(ちのわ)の材料茅(かや)はイネ科の多年草で原野…

竜巻も

秋田で竜巻があったらしいくテレビのインタビューに住民が答えている。「トタンが紙のように目の前を飛んでいった」と言ったのだと思う。しかし何かやりながら片目でみているテレビは言い直してはくれない。トタンカカミノヨウニ・・・と音楽的な印象を残し…

サバラン

ブリオッシュだ!つまりこのパンを探しているのだ。 出かけると常にこのパンを探している。これはもっとも素朴且つ安価且つ手間なしな菓子であるからの好物で夏の得意料理でもある。が偶にあったとしても高価なパン屋の店先では買う気も鈍るが。。。 作り方…

薔薇色の人生

興味の方向が偏った為に無駄な疲労を背負い込んだ、これはいかんなということで散歩に出た。こんなときの気分転換の先に寺の境内であるとか公園を選んだのなら街へは出るべきではないと痛切に思った。 オペラピンクとか蛍光色の緑や黄色などのどぎつい色彩が…

ラノビア

どうせ今日は不機嫌と居直った午後。コニャックを両手で囲いいつくしむように歌詞の検証などをしてみた。 ウォークマンにやっと探し出した越路ベストセレクションを入れて繰り返し聞いていると流石に疲れてしまう。 一般にはあらかわひろし訳アベマリアで知…

一揆

何やかや大変なのは判っているのだが許される限りぼーっとしていたい人間なのだがただいま買い物から帰り。。。一揆起こしてやる! そんな気分。バターが無い。。

フラッシュバック

何十年ぶりかで日生劇場へ出かけた。芝居が見たいという年寄りの望みを叶えるために見てもいいプログラムを決めるのに結構かかった。 日生劇場の天井が直ったらと内心思っていたのもあった。あの阿古屋貝を埋め込んだうねる天井波打つ壁をまた見たかったし、…

湖岸の怪

池の周りには木道が設えてある。板を渡してあるそれではなく、繊維を縦に埋め込んだ凝った作りだ。これだと水はけがよいので雨後もすべる事が無いだろうし、水分を吸い込んだ表面はコケが生えているので足に優く、浮き上がるような歩行が素晴らしく、楽しか…

公園で

ちしゃの木を確認してしばらく公園を散策していると、水溜りの縁に名残惜しそうに居残る二人組みの男の子がいた。人の年齢を言うのは苦手なのだが歩き始めてから3・4年くらいで小学生というには小さすぎるというといくつぐらいなのだろう。 この人工の水溜り…

えごの花咲くを見る

目立たない花だ。咲いたばかりだろうエゴノキの花を見ることが出来た。一斉に地面を向いて降る様に咲いている。ジャスミンに似た甘い香りはあまり伝えている資料が無かったので嬉しかった。 花期は短いと聞いているので数日はエゴノキ探しなど面白いかもしれ…

異界に遊ぶ

歯医者はかかりつけを持つべきです。痛い歯を抱えて泣きながら駆け込んで、上手にあやされながら痛いのは何処かへ飛んでっいった。 逃げるように出てきた外はいい天気で其処からの一歩は異界であった。 片目の魚が住むという小さな沼がある。 間違いなく何か…

今日のお魚

体長2〜3cmの鯵は南蛮漬けにするには余りに小さい。金魚かと思ってぎょっとした紅い魚は金目だ。いつの間にか初夏の魚に変わった鮮魚売に時々出現するこれらの品が怖い。稚魚であろう。一部は佃煮かなんかになっても、なるべく海に返すべきもので店頭に…

やすみのさなかに

なんやかんや片付けようとしたり掃除しようとしたりしていて思い出したりしたことを少し。 テレビでカミツキガメの生態みたいなものをやっていて、確かここ数年ペットのカミツキガメが逃げ出したのが野生化して都会の水溜りに生息するようになったというニュ…

黄金週間

ぼやぼやしているうちに突入か? 今年は飛び石で前半がスタートしたという感じか。一週間以上あっても予定を立てる派ではないから毎年終わりのほうになって泣くので、丁度いいのではないかと思って居ると、早真夜中過ぎとなっている。

最近

応答のある文字のやり取りをしていると此方を忘れてしまう。 先日の大序の一日というのも忘れてしまいそうなので書いておく。 来月に偶には年寄り奉公でもしなくてはと持ちは年寄り持ちで取った芝居のチケットを請け出しに行く。序の企画が其のあたりだと手…