2008-01-01から1年間の記事一覧

無患子(むくろじ)

無患子(むくろじ)という木に出会う。 ちょうど昼時でサラリーマンがキャッチボールをしている。普通ののどかな光景かと思って見ていると其の動作はキャッチボールではないことに気づく。空に向かって高く。もっと見ているとまだ芽吹き前の10メーターは超え…

花祭り

灌仏会(かんぶつえ)ともいう。 花祭りといえば甘茶を想起する。しかし甘茶を飲んだことはないし売っているのも見たことがないので調べてみた。 ユキノシタ科の落葉低木でガクアジサイの変種。6月ごろ白または淡青色のアジサイに似た花をつける。この甘茶と…

錐揉

錐揉み降下の花びらを仰ぎ見ながら歩く。桜は散り際にはっとするほど赤味が差すが毎年此の時期にならなくてはこの色を思い描けない。花びらの溜まった路肩に小さな竜巻が起こって再び風に掬われ舞い上がってゆくのを見ていたら記憶しようという気は失せた。

外は大風吹いていて

また風邪ひいた。今度は熱もあるみたいで、出きった今はふわふわとわりと機嫌がいい。見たいな桜吹雪 春巻き 本当は湯葉で巻いた巻き揚げが好きなのだが難しいし手間もかかる。だから春巻き。何度も作るうちに具の量とか油の温度が定まってきて一応旨くでき…

弥生も晦日

午後になると雨がぴたりとやむ。雨水を湛えて重そうに枝垂れる花がまだだと木にしがみつく様も風情があるが楽しみも散る姿を残してもう仕舞いだ。明日より月が変わり何か新しいことをしたくなる。手始めにでかい嘘でも考えようか明日用に。

毎日お花見

昨日は薄日が差すものの空が重く黄砂なのか黄色っぽい空。光は其のフィルターを越して届くので桜の色も変わって見えた。赤に黄色を加えると橙色になる原理で桜の赤みがオレンジかかる。 夕食後に近くのスーパーまで今日でなくともいい用を果たしに出かけてみ…

花冷え

親戚の法事があり黒服を着て満開の桜の下を行く。花の色はいささか薄いようにも思うが真っ黒な幹の洞からも花がこぼれる様に咲いていて今年の桜の勢いを感じる。高齢で枯れるように亡くなった今日の主役の伯母を思いながらの花見となった。桜はこんなシチュ…

龍須鶏脯・ロヌシェイディプウ

鶏料理 部位別の基本と和洋中のレシピ [ 猪股善人 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > ライフスタイル > 料理 > 和食・おかずショップ: 楽天ブックス価格: 3,456円龍の髭のようなので其の名がついたという料理を拵えてみる。茹でて裂き、乾煎りをして風干しし…

スケッチ

入り口左に馬頭観音。沈丁花の植え込みが芳香を放つ。アパートや人家が迫ってはいるが長い参道が確保されていて、四季折々に飽きさせない様樹木が配されている。これからだと連翹なんかもあったように思う。秋には銀杏を拾い、途中に宿り木を茂らせたちしゃ…

レタスの木?

ほこりっぽくてうっとおしい春の空気に苛立ってむくれていると風と雨があやしてくれる そうやってころころとじゃれるようにはるは みんなを巻き込んで満開の桜の木下へといざなうが 今年私は萵苣(ちしゃ)の木の満開を見てみたいと思う 星のような花が降る…

春雷

雨音で目覚める。夜半に雷の音を聞いたような。夢かもしれないと思っていたらほんとだったようだ。 半睡の夢のうちにか現にか春の扉の開く音を聞く也

無駄

名人の手元をイメージすると運びがいい。というより慣れてくると手つきがイメージに近くなる。適度に力を抜くこと。抜きすぎると外れるし、抜こうと思って意識すると妙なところに力が偏り攣りそうになる。手馴れた頃には何を創ろうなど考えなくなっているか…

編み物

ずっと編み物をしている。器用ではない。むしろ不器用だ。甘い。超不器用だ。。そのくせ偶に嵌る。 いじってもいいかなという素材を見つけたのが発端だ。 何では決まったが何をがなかなか決まらない。こんなときは取り合えずの何かに手をつける。 手がこわば…

雛の節句

五目の寿司飯に穴子錦糸卵を準備して青みを何かと思い買い物に出る。甘酢生姜に三つ葉を買う。売り場は今夜の夕食は皆散らし見たいに桜でんぶとか錦糸卵なんかで既に散し寿司と化していて、ケーキ屋も出ていたが売れ行きは思わしくなさそうだ。家のデコレー…

蒸し寿司

どうも風邪を引いたようだ。春だとはしゃいだとたん隙ありとやられた。もあっとうっとうしいのが風邪菌の所為なのか陽気の所為なのか判断に迷ううち初期手当を逃してしまったのだ。 取り合えず早く治して明日は蒸し寿司でもと画策している。店先で湯気を上げ…

えごい・刳味

風が無ければ物足りないようになっいて、少し出てきた風に耳を欹てると楽しくなるな。 今日のおかずは鶏牛蒡で此のところ凝っている。分量の調味料を合わせておいて材料とともに煮詰めてゆくだけの時間かければ必ず巧くいく料理だ。これから木の芽の季節、木…

簡単お魚調理法

今日は太刀魚が手に入ったので太刀魚で。 ムニエルと煮魚を合わせたような調理法で大概の魚に応用できる。 魚は粉を叩いてソティーし皿に盛る。フライパンの汚れをざっと取った所へ大匙1強の蜂蜜を入れ、細かくあわ立ち焦げてきたところへバルサミコ酢大匙…

干飯

書きかけが。。昨日と今日の思考を繋げるのは難しい。間には眠りと夢が入るから。 雨風は夜のうちに通り過ぎて行きおもてははれて風で賑やか。来週にはひな祭りがある。毎年あられでも拵えてみようかと思う。。 何時からなのかこの時期になると捕らわれる思…

春色

風も少しあって、でも思ったほどは寒くない。風は冷たいのだけど懐かしい温度を持っている。微熱を秘めた無法の風よ明日も暴れるつもり? 微熱に感染したからなのか春色の帽子を買う。今かぶっている毛糸の帽子が暗い色で重く感じたのでふらっと購入してしま…

小康

風に包囲されたみたいな日が続いた所為か拍子抜けをしたみたいになっている。今日は寒いけれど穏やかで週中は再び雨か雪を伴って荒れるらしい。 梅一厘一厘ごとの暖かさ。梅も咲き散策途中の植物をよくよく見れば花芽がちゃんと用意されている。ちょっぴり行…

春一番だって

土曜日らしく過ごした。思いっきり寝坊をして、遅い朝食のあとは夕飯の下ごしらえなどをして、合間にマドレーヌを焼く。 レシピに忠実さえ守れば必ずできるというので。。がんばってみた。 最近、極単純なが条件の焼き菓子をよく作る。昨今不足気味のバータ…

Lunatic

昨晩は思いっきり月光を浴びた。知らないぞ。。座右の本を引っ張り出して音読してみる。それは数ヶ月前手に入れて、パラっとやっただけながら埋もれない様に注意していた本で。。遠くに山影一つ見えない地平線に囲まれた土地を思い浮かべていた 広漠とした原…

イメージも春霞の中へ

そろそろ啓蟄かなと思わせる気配がしたので片目を開けてみる 何処か湿気を含んでしどけない空気はもう春なんだな なのに寒波来襲のときよりも悴んでいるのは何故なんだろう 彼方の人も此方の人も霞に飲み込まれたことを知らず 風景の中へ少し ほんの少し 僅…

翡翠鶏

本来は夏の鶏料理だが大量に韮を使うので柔らかい冬韮のこの時期も拵える。とり胸肉を繊維を絶つように薄く削ぎ切りにする。色が多少付いても下味に醤油と老酒を使うのが内風。大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし薄く片栗を叩いた削身を茹で過ぎない様茹でてゆ…

いろいろと

何にも興味が向かない日々。手に入るものを好みで調理し口に運ぶしかないではないか。まな板の上の鯉まな板の上に上げられた鯉は覚悟をして動かないというが嘘。威勢よく飛び跳ねるさまを見たことがある。「煮るなと焼くなと好きにしてくれ!」などという鯉…

こまった

何も思わないわけでもない。あー今日は雨かと水の音を聞きながらうつらしていると雪だというので飛び起きた。甘酒を当り鉢で丹念に拵えてから長靴を履いて外へ出て路肩に溜まった霙の雪を蹴散らしたりしていたが何が不満なのか。この冬が精一杯降らせてくれ…

レシピどうり

昔よく作ったお菓子のレシピが載った本を見つけたのでレシピを記憶し直したりしていた。何度も作るためにである。お菓子系は作るなら十八番が一つもあれば上等という考えで、再登用したビスケット生地の配合は理想道理シンプルだ。思い立ったら直に・・つま…

冬眠中

眠りながら あれ?夢見ていないや。。 みたいな。。 寝床の心地よい暖かさ なーんも考えていないな 感触だけっていうか。。 寝たら死ぬぞ的な蠱惑もない 眠る価値があるだろうか? 眠りながらそう思う。。。

賑やかな雪

着地すると同時に溶ける 地表が降ってきた雪を飲み込むように積もらない 雨垂れが冷気を弾く いつもより水の音が良く響くようで賑やか うって変わって今日は爆弾の子供たちが大騒ぎをしている

ほらね、やっぱり

一部本当に薄っすら積もったらしい。ここいらあたりはとんとだめのようで。おきたついでにおきちゃえるかな。 この時期の散歩でお気に入りの鎌倉源氏山の椿は今頃びっくりするように大きな花を咲かせている。たぶん。椿は生花としては花が枯れるとき首が落ち…